レースに使用する道具覆面(メンコ)・・・個々に性格が違うとはいえ、馬は基本的にかなり臆病な動物だ。ちょっとした物音でも興奮したりする馬だっている。そうした馬は観客の歓声などで興奮しないよう、耳まですっぽり覆われた覆面、いわいるメンコをつける。ブリンカー(遮眼革(しゃがんかく))・・・覆面をつけた馬をよくみると、目のわきにお碗を伏せたようなものをつけていることがある。コレはブリンカー(遮眼革)といい、他馬を怖がる馬や、落ち着きのない馬の視界を前方だけにさえぎることで、レースに集中させる働きがある。 ブリンカーを着用する馬は、出走表の馬名の近くに「B」とあるので、チェックすることをオススメする。 シャドーロール・・・気の小さい馬になると、自分の脚の動きや影、芝の切れ目にまでビックリすることがある。(体がでかいわりには本当に臆病) そんな馬のためにあるのがシャドーロールである。これは羊の毛で作られた太いモールで、鼻の上あたりに取り付けられる。 ハミ・・・馬の口には12本の門歯があり、その後ろに、歯のない部分がしばらくあって、さらに奥歯がある。この歯のない部分に噛ませる棒状の金具をハミという。ハミは手綱とつながっていて、騎手は手綱をいとおしてこれで自分の意思を馬に伝える。 赤いリボン・・・パドックで、シッポに赤いリボンをつけた馬を見かけることがある。これは「蹴りぐせがある」というサインである。一方、頭に赤いリボンをつけているのは「噛みつきグセがある」というサイン。いずれにしても、気性面で問題をかかえている馬だ。 ジャンル別一覧
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